野鳥を撮影する方へのお願い

ミルワームをくわえている異様な光景
ミルワームをくわえている異様な光景

近年、井頭公園内で、野鳥を撮影するために、穀類やミルワームといった鳥の餌を撒いて野鳥を誘因しようとしたり、止まり木を設置したりという行為が報告されています。

(公財)日本野鳥の会では、「野鳥写真マナー」の一つとし、次の事項をお願いしています。

  1. 撮影を目的とした餌付け、音声による誘引、ストロボなどの人工照明の使用は避けましょう。
  2. 公園やいろいろな人が利用する公共の場所などでは、撮影のために植物の移植や剪定、土砂や岩石の移動といった環境の改変は控えましょう。

どうかご協力をお願いいたします。

 

詳しくは、野鳥写真・観察マナーをご覧ください。

(2017/1/4up)

 

井頭公園(真岡市)

環境

宇都宮市と真岡市の境にある県立の大きな都市公園。公園の真ん中には昔ため池だったところを造成して造った大きなボート池と、ヨシとガマが生えている湿地植物園がある。池の周辺は高くなっておりコナラやクヌギ、スギといった雑木林になっている。

探鳥会の集合場所

真岡市下籠谷99 井頭公園 東駐車場売店の西側

交通

関東バス(JR宇都宮駅発 真岡営業所行)「大内西小前バス停」徒歩30分

駐車場あり

トイレ

集合場所とコース途中の2か所あります。

探鳥会

夏を除き開催しています。

コース

公園内は遊歩道やサイクリングロードボートが整備されている。ボート池のカモを見るなら南岸からが最適。池の東西には赤松混じりの雑木林、北側にはアシ原や湿地植物園、さらに北には広葉樹林など、さまざまな環境を楽しめる。

ベストシーズン 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12

春~夏

ボート池ではカルガモ、カイツブリ、コアジサシ、カワセミが見られる。雑木林ではイカル、シジュウカラやメジロの囀りが聞こえ、アシ原にはゴイサギが群れる。

秋~冬

ボート池のカモの数は県内随一で、カルガモ、マガモに混じってヨシガモ、ミコアイサなどが見られる。周辺の雑木林にはカラの混群、林床ではビンズイやシロハラがエサを探す姿に会えるだろう。

探鳥会の記録

春(2017/4/23)キジ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、コガモ、カイツブリ、キジバト、カワウ、ゴイサギ、アオサギ、ダイサギ、オオバン、トビ、オオタカ、カワセミ、コゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒバリ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、シロハラ、ツグミ、キビタキ、スズメ、カワラヒワ、シメ、ホオジロ、アオジ、コジュケイ【35種】

 

冬(2020/1/26)オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、スズガモ、キンクロハジロ、ミコアイサ、カワアイサ、カイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、オオバン、カワセミ、コゲラ、アカゲラ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、キクイタダキ、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、エナガ、メジロ、ミソサザイ、トラツグミ、シロハラ、ツグミ、ルリビタキ、ジョウビタキ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、シメ、アオジ【44種】

備考

ボート池の湖畔の観察舎『鳥見亭』には望遠鏡が設置されており、11~3月には野鳥の会のレンジャーが常駐し鳥についての説明が受けられます。