双眼鏡は、バードウォッチングには欠かせないアイテムです。一度買うと20年以上も使うことができるため、十分に比較検討し納得いくものを選びましょう。
カタログに記載のある「8×30」は、8が倍率、30が対物レンズの口径(mm)です。その他にもいろいろな数値がありますので、詳しくは本会サイトやニコンサイトをご覧ください。
倍率
倍率が高いと大きくは見えますが、視野が狭くなり手ブレも気になってきます。動きの速い小鳥を観察するには、視野の広い8倍がおススメです。遠くのカモやシギチドリを見ることが多い方は10倍でもいいでしょう。
口径
口径が大きいほど多くの光を集めるため明るく鮮明で解像度が高くなりますが、重いのが難点です。双眼鏡は長時間首からぶら下げて使用するため、比較的軽い30口径を選ぶ方が多いですが、重さが気にならなければ42口径を検討してみましょう。
その他(視野、ひとみ径、明るさ、アイレリーフ、最短合焦距離…)についてはこちらをご覧ください。
ニコン 30口径 スターターセット
スターターセットは、図鑑(山野と水辺)・山野の鳥のCD・水辺の鳥の声のCDのいずれかをセットにしたお買い得モデルです。
8倍
動きの速い小鳥を観察するには、視野の広い8倍がおススメです。
モナークとプロスタッフの違い
モナークは色のにじみが少ないED(特殊低分散)レンズを使用しているため、プロスタッフに比べると、遠くの小鳥や夕暮れ時でも像が鮮明に見えるなど厳しい条件下で威力を発揮するためおススメです。
モナーク(おススメ) | プロスタッフ | |
レンズ | ◎ED(特殊低分散)レンズ | ○ノーマルレンズ |
昼間の近くのカモ | ◎ | ◎ |
遠くの小鳥 | ◎色や模様が鮮明で解像度が高い | ○不鮮明 |
夕暮れ時 | ◎見やすい | ○見にくい |