季節の話題(2020年8~2021年2月)

栃木県内の自然について、次のような季節を感じる旬な情報を募集しています。普段、生活をしていてふっと感じる季節の移り変わり、季節感を感じさせる様々な話題をお寄せください。人の生活に関することでもかまいません。投稿をお待ちしています。

 

なお、内容によっては、文書を修正または掲載しない場合もありますのでご了承ください。

また、情報の信ぴょう性については、当支部が確認まではできませんのでご理解ください。

月日 地域 コメント
2/23 那須烏山市曲畑 明け方の薄明、電線にノスリ大の大きな鳥影を認めた。四頭身ほどの大きなダルマ型の丸い頭のフクロウだった。久しぶりの目撃だったので、巨大に感じた。ジッと地上を睥睨していたが、フワリと杉木立に飛び込んでいった。6:40~、窓外に林立する杉の幹を登っては木立間を移動するアカゲラの雌を確認。当地の生息種ですが、目撃は久しぶりです。連日、異常と思えるほどの暖かさを実感していますが、ついに今朝、ヤイロチョウのような体型をしたツグミの飛来が途絶えました。昨日が見納めだったようで、惜別の情が湧きます。来シーズンも再会できるかな?
2/22 那須烏山市曲畑 今朝もヤイロチョウのような体型をしたツグミが庭をチョンチョンと散策しています。家族のアイドル的存在なので、元気な姿を見られれば、とてもハッピーな気分です。一昨日から 20℃ 超(当地)の陽気が続いているため、もう来なくなってしまうかと気を揉んでいます。シロハラの来訪が2/15を最後に途絶えているので、「冬鳥」たちとの別れ時も間近なのでしょう。元気に天寿を全うしてほしいと願っています。
2/13 那須烏山市曲畑 今冬、ヤイロチョウのような体型をしたツグミ1羽が庭に訪れています。尾羽が失く、猫などの襲撃で「尾羽を欠損」かと感じたが、2/3(水)から連日、元気に飛来するので、窓外の至近を双眼鏡でつぶさにじっくりと観察でき「翼に隠れるほどに尾羽が短いだけで、健全らしい」ことを確認しました。寸詰まりで、ぷっくりとした体型なので、ひときわ目を引きます。今日も朝から庭に居ますが、元気な姿を見る度にホッとします。
/1/27 那須烏山市曲畑 冬本番のはずが、1月半ばには早「三寒四温」の趣で、もはや春先の気象現象で困惑します。当地での最高気温 16.4℃、4月上旬並の陽気を記録(気象庁)した午後(15:30~)、冬枯れの殺風景さに場違いな「トロピカルなさえずり」が、近隣の雑木林(ヒノキ林)から響き渡ってきた。コマドリのように透き通る声音で美しい。囀りは多様で、途切れることもなく、日暮れまで続いた。その特徴的な囀りから「ガビチョウ」と同定。特定外来種で、県内での生息も確認されているようだが、当地にも出没(生息)しているようだ。
12/19 宇都宮市子ども科学館風の広場の姿川 台風の影響で工事中だった姿川が、渡れる様になってました。水鳥を探鳥していたら、イソヒヨドリコチドリにあえました。
11/24 那須烏山市曲畑 早朝、庭一面に降り積もった「落ち葉」を払い除けている生物がいたので、ツグミかと注視したが、窓越しの「ひと気」を察知したらしく、飛び去っていった。その際、尾羽両端の明瞭な「白斑」が目に飛び込み、「シロハラ」と同定。小春日和が続いていますが、「冬」の到来を認識しました。
11/22 那須塩原市 山奥を流れる渓谷の岸辺の石や樹上に、20羽程度のオシドリが群れていました。オスは既に美しい羽根に代わっていました。これからもっと数を増やすのか、また見に行ってみたいです。
11/21 那須烏山市曲畑 夕刻、庭先の落ち葉を払っていた際に、頭上から、聞き覚えのある「ツグミ」の鳴き声が聞こえた。「杉の大木」の梢に、鳴き声と挙動が連動しているヒヨドリ大の一羽の鳥影を確認。数十秒ほどで、どこかへ飛び去っていきました。双眼鏡では確認できませんでしたが、その鳥影の主が「ツグミ」と思われます。ツグミ類の「クロツグミやアカハラが梢で囀っている」のを目撃したことはありますが、ツグミの目撃例は常に地上だったので、周囲を見晴らせるほどの樹高のある「大木の梢」にツグミが止まることを初めて知りました。
11/11 矢板市県民の森 池の南側の赤い実の木に、アオバトがいました。近づいてもあまり動かず、ゆっくり観察できました。
10/31 那須烏山市曲畑 キッチンの窓外に、ジョウビタキの ♂ が(10/27 から連日出没)。その背景の杉木立内を「二羽のカケス」が木々を移っていた。カケスは、冬期、わが家周囲で普通の存在ですが、自宅直近に出没するのは今冬「初」です。昨日は「木枯らし」が吹き荒れ、今朝は外気温2℃まで冷え込みました。ハイイロチュウヒ、ジョウビタキ、カケスを見掛けるようになり、野生生物の動向に「四季の移ろい」を見て取れます。ツグミやシロハラ、ルリビタキが出没するようになれば、冬も本番です。当地一帯に定住していたフクロウの生息数が激減しているなど.....、「生物多様性」に異常事態を感じています。冬鳥の動向に気を揉んでいましたが、ひとまず姿を確認でき「少しばかり安堵」しました。
10/27 県東部 通勤途上、ハイイロチュウヒの雄(成鳥)を目撃。「冬」の到来を感じた。珍鳥なので、巡り会えること自体で「幸福」を感じます。居住地では、ホトトギスの飛来が数羽程度で、ミンミンゼミは出現せず、秋の虫は(アオマツムシ、クサヒバリ、コオロギがチラホラと鳴いた程度で)さっぱりで、10月早々には「虫の音」を聞くことがなくなってしまった。ヘビや赤トンボも見なかった。見かける野生生物は、適応能力抜群のハシボソガラスとヒヨドリぐらいです。居住地域(谷戸)の丘陵地が軒並み皆伐され、大規模太陽光発電システムに変貌しており、野生生物の生息環境がダメージを受けていることを痛感します。生物多様性が崩壊しているようで、残念無念です。ハイイロチュウヒの越冬飛来が絶えることのないよう願うばかりです。
10/19 市貝町市塙 ガラス窓に「トン」という音。外を見るとベランダに小鳥がうずくまっています。詳しい方に写真を送り聞いてみるとキビタキのメスとのことでした。野良猫に襲われないよう見守っていたら、20分ほどで飛んで行きました。なかなか姿は見えないけれど、たくさんの鳥たちが南へ南へ移動しているんでしょうね。
10/4 市貝町市塙  庭のエゴノキからコツコツという音。ヤマガラが通ってきてエゴノキの実を割っています。エゴノキの実の果肉には毒がありますが、種子の中身は無毒とのこと。たくさんの実を割って、冬に備えてどこかに隠しておくのでしょう。
10/3 市貝町市塙 雑木林の道端にキバナアキギリがたくさん咲いています。花の蜜を求めて蜂が潜り込むと、隠れていた長い雄しべが下りてきて、蜂の腹部背面に花粉を付けるという巧妙な仕組み。見かけた方は是非小指を花に突っ込んでみてください。ちょっと感動しますよ。
10/1 市貝町市塙 稲刈りの終わった田んぼからサシバが飛び立ち電柱にとまりました。カエルをくわえています。渡りの途中でお腹が空いたのかな?来春帰って来るのを待ってます。
9/24 那珂川町和見 地元で初めてクロコノマチョウの発生を確認しました。南方系の蝶で2000年ころから県内でも見られるようになったそうです。昨年の冬が暖かかったので北上を加速しているのかもしれません。
9/24 那須烏山市曲畑 当地で喧しい存在だったミンミンゼミが出現しないままに、今朝、聞き覚えのある「モズの高鳴き」が響き渡っていました。稲刈りが進んだ田に、蕎麦の花で埋没した休耕田、辺り一面はすっかり秋景色ですが....。谷津(谷戸)の当地は、丘陵地が軒並み皆伐され、大規模太陽光発電システムに変貌してしまいました。もう、往時の自然は風前の灯火です。
9/11 市貝町市塙 朝晩涼しくなり、空の様子も秋めいてきました。垣根では小さなコオロギの仲間クサヒバリが鳴き続けています。ツクツクボウシミンミンゼミもまだ鳴いていますね。
8/17 宇都宮市旭 夕方、アオマツムシが鳴き出しました。外来種という先入観からか、あまり嬉しい気はしません。そうはいっても、虫の声はいいものです!
8/13 那須烏山市曲畑 日が昇るとツクツクボウシが一斉に鳴きだした。夏の主役ミンミンゼミが登場しないうちに、秋の使者が登場してしまった。
8/12 那須烏山市曲畑 今朝、わが家で自生し群落化している白百合シンテッポウユリ)が、一斉に開花していた。日中、オニヤンマが出現した。庭は「盛夏」の賑わいです。けれども、ミンミンゼミの声が未だに確認できません。かなり気掛かりです。
8/7 小山市渋井 僕の通学路にはたくさんの鳥がいます。最近は、電線に並ぶたくさんの燕を見ながら部活に行っています。また、サシバの羽根も落ちていました。通学中に見ることができたらうれしいと思います。学校付近にはコジュケイが鳴き、チョウゲンボウが飛んでいます。毎日、今日は何が見られるかと楽しみです。
8/6 市貝町市塙 夜の庭で、エンマコオロギ、オカメコオロギ、ウマオイなどが鳴き始めました。人はそこに季節感や風情を感じますが、皆繁殖のために命を削って鳴いています。
8/6 那須烏山市福岡 早朝、ロードバイク(スポーツ自転車)で走行中に電柱間の約30mほどの電線に、びっしりとツバメが並列して大集結していました。その数、80羽ほど。昨日(8/5)も同地での大集結を目撃しましたが、わが家からの順路中ではツバメは皆無で、ここだけの特異な光景でした。連日のように通行していますが、初視認は8月5日です。
8/2 宇都宮市横山 秋のセミとも言われるツクツクボウシが鳴き始めました。例年8月5日頃から鳴くので、ほぼ例年通りのタイミングです。日長は徐々に短くなっていて、気温は高くても空は秋に向かっていきます。